離婚の修羅場 続編

不審な映画のチケットを見つけながらも自分へのサプライズだと思い込み、日帰り温泉旅行で会話が弾む二人。

夕方、惜しみながらも車に乗り込んで、さあ帰ろう、そんな矢先のことでした。

シートの間からこの前の映画のチケットがチラリ。
「・・・せっかくだから、映画でも観て帰りたいな」さすがに堪えきれずに切り出しました。

「今日は疲れたからまた来週にしない?」まさかの答えに「せっかくチケットがあるんだから今日見に行こうよ!」そう言ってチケットを強引に
シートの間から抜き出すと、なんとチケットは半券のみ。
状況が整理できずにとまどっていると、旦那さんの挙動はますます不審に。

そうして悪夢の片道2時間がスタート。
浮気なんてそぶりさえ一度も見せたことがなかったから、ショックの大きさはひとしおです。
問い詰めれば問い詰めるほど過去の浮気を白状する正直な旦那さん。観念したのか浮気相手のことまでぺろっと話してしまいました。

帰宅するやいなや、階下に住む浮気相手の部屋に直行。もちろん夫婦で。
温厚だった奥さんも、仲良しだった浮気相手も、今まで見たことがない形相で言い争う。そして旦那さんはただ謝るのみ。
絵に描いたような修羅場にピリオドを打ったのは旦那さんの一言でした。
「離婚・・・しよう」

あっけにとられる2人。この一言で怒りは呆れに変わり、こんなことに精神力を消耗するのはばかばかしくなったと思ったようです。
一気に冷えた二人にとって、離婚の手続きは淡々とした事務手続きに過ぎません。平和だった夫婦はわずか1週間もたたずして書類にサインとなったのでありました。

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離婚の修羅場

奥さん一筋20年・・・と思われていた会社員のSさん。実はかれこれ5年も前から密かに彼女を作っていました。
しかも彼女というのは同じマンションの住人で、奥さんとも親しい間柄でした。

ある日、いつもどおり会社を出たSさん。出社を見届けて、いつもどおり洗濯をしていると、ポケットから2枚の映画のチケットが。
自分の誕生日が近いこともあり、内緒のサプライズを用意してくれているのだと内心ワクワクしています。
このまま知らないふりをしながら、誕生日当日を迎えました。

「今日はどこに連れて行ってくれるの?」奥さんは頬を緩ませながら映画を観る気まんまん。
すると意外というか当然というか、旦那さんの反応は予想外のものでした。
「ちょっと車で遠出してみようか?」

奥さんのきょとんとした顔に、旦那さんも何かを察したようです。
「ほら、前から温泉行きたがってたじゃないか」

怪しいとは思いながらも、旦那さんがプロデュースしてくれることだから、何か理由があってのことだろう、
そう思いながら片道2時間のドライブが始まりました。

道中は誕生日のムードに浮かれ、幸福度100%。温泉だって前から行きたかったし、これまでの誕生日の中でも上出来な方でしょう。
映画のことはすっかり忘れ、鼻歌なんか口ずさむくらいのテンションです。

そして夕方、惜しみながらも車に乗り込んで、さあ帰ろう、そんな矢先のことでした。

・・・続編に続く

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離婚弁護士

以前、天海祐希さん主演の人気ドラマ「離婚弁護士」が放送されていましたので、このキーワードはよく知っているという方も多いのではないでしょうか。離婚協議や離婚調停、離婚裁判を自分の代理人となって対応してくれる弁護士さんのことです。
いざ自分が依頼しなければならくなった時の為にも、どんな風にお願いをすればよいかを押さえておきましょう。

□離婚弁護士を探す

弁護士さんと普段からお付き合いがある人はそうはいないでしょうから、どうやって選んだらよいか分からないものです。いろいろなアプローチがあると思いますが、まずは知人や親戚でお願いできる人がいないか探してみましょう。見ず知らずの人よりは話しやすいでしょうし、より親身に応えてくれることもあります。もしそういう人がいなければ、様々な弁護士事務所を訪ねてみましょう。ホームページを見ればだいたいのところで弁護士相談に関しての記載があります。だいたい30分で5,000円というのが相場のようです。ここで事情を説明し、どんな弁護士さんなのか、フィーリングが合うかどうかなど、しっかりと見極める必要があります。弁護士への依頼といっても、言ってみれば仕事のパートナーとして一緒に戦っていくわけですから、気の合わない人や意見や考え方が食い違う人には依頼しないほうが良いです。また、必ず複数の弁護士さんを訪ねて比較をしましょう。お金がかかってしまいますが、自治体の行っている弁護士無料相談会のような活動もありますので、そういった機会を利用するのもひとつの手です。同じ事案に対して、本当に多くの考え方、戦い方がありますので、今後共に戦っていけると思える人を選ぶのが良いでしょう。ですので、依頼される方もまずはしっかりと自分自身の意見をぶつけてみて、弁護士さんの反応をしっかりと見ていくことが必要です。

□離婚弁護士に依頼する

さて、いよいよ依頼するとなるのはどういった状況においてでしょうか。
一般的には離婚調停や離婚裁判のあたりからになります。ですがもちろん協議において依頼をしても差し支えありません。当人同士の話し合いが全く成立しないケースもありますし、DVなどの身の危険がある場合もその方が良いでしょう。逆に離婚調停までであれば弁護士を立てずとも一人で対応することが可能です。離婚調停はあくまでも当事者同士の話し合いによる解決をはかるためのものなので、むしろ弁護士が代理人として話すよりは当人が直接話すほうが印象が良いこともあります。

□離婚弁護士の費用

離婚そのものだけを依頼するのであれば、調停または交渉のときは着手金、報酬はともに20万円以上50万円以下、裁判になった際も同レベルが標準額です。離婚と合わせて慰謝料、財産分与などの財産給付を請求するときは、財産給付の実質的な経済的利益の額を基準として、通常の訴訟などの着手金及び報酬金以下の適正妥当な額を加算して請求されます。
金額の違いは、案件の内容によったり、担当する弁護士のレベル等々、その時々の状況により変わりますので、まずは依頼される弁護士事務所にしっかりと確認しておきましょう。

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離婚カウンセラー

芸能人の離婚等がTVを賑わしている昨今、離婚件数の伸びと共によく耳にするようになった職業がこの離婚カウンセラーです。
離婚カウンセラーによる心のケアを行い、多くの離婚問題に取り組んでこられた大手探偵社MRでは、離婚カウンセラーについて以下のような説明をしています。

皆様は「 離婚カウンセラー 」とはどんなお仕事だと思われますか?
家族関係や夫婦関係のトラブルに対し、「心のケア」とともに具体的なアドバイスを行い、最善の解決策を導き出すこと。これが、当社の離婚カウンセラーのお仕事でございます。
多くのご相談者様は心のバランスが乱れ、生活そのものが崩れはじめていらっしゃいます。このような方々の「心のケア」を公共の相談所や弁護士などに期待するのは無理があります。
一般の心理カウンセラーであれば、ある程度まで「心のケア」をできるかもしれませんが、夫婦問題のプロではないカウンセラーにそれ以上を期待することはできません。だからこそ、離婚カウンセラーというスペシャリストが社会から強く求められているのです。
複雑に絡み合った夫婦間の問題を整理し、相談者が自分自身を見つめ直すためのパートナーと、相談者の声を心で受けとめ、離婚以外の解決策をともに模索し、結論を出した相談者に対して幸せになるため のさまざまなアドバイスをする。それが離婚カウンセラーの仕事です。
当社は、全国の探偵社初のカウンセリング制度を導入し、調査後のご夫婦間の修復に力を入れています。一度夫婦関係が破綻になってから元の幸せな夫婦関係に戻す為には、やはり、第三者の介入が必要だと実感しております。
証拠はとってからが大切なのです。私達は浮気問題のプロです。皆様の幸せの階段を登るお手伝いをしていきたいと考える新しい形の探偵社でございます。どうぞお気軽にご相談下さいませ。

離婚カウンセラーと聞くと一見「離婚をサポートするカウンセラー」という風に捉えてしまいます。ですがそうではありません。相談者の置かれた状況、夫婦間の事情や、相談者がどうしたいかを尊重し、離婚をお勧めしないケースも多々あるようです。離婚して得られる慰謝料に比べたら、その後何年にもわたって安定した収入を得られることの方がどれだけ依頼者のためになるか。そういったことも含めて検討してくれるのが離婚カウンセラーなのです。

□離婚カウンセラーと離婚弁護士の違い

離婚に関して相談できる相手、としては共通ですが、以下の2ポイントで違いがあります。

・離婚カウンセラーは、ご相談者様のメンタル面をサポートします。
・離婚弁護士は、離婚の手続きなど法律面をサポートします。

サポートするポイントが異なりますので、状況に応じて依頼されるとよいでしょう。

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離婚を回避するには?

離婚回避の心得

誰しも離婚を考えて結婚することはありません。結婚生活を経て、互いにすれ違うこやぶつかってしまうことが沢山起こって、そのうちに離婚を選択してしまうわけです。本当であれば誰しも離婚なんてしたくありません。
ではどうして離婚にまで突き進んでしまうのか、回避する方法がないのか、真剣に考えてみたいと思います。

離婚回避の為に

■離婚回避の心得 ー 過度な期待はし過ぎないこと

よく出来ちゃった婚は離婚率が高いと言われます。事実そうなのですが、なぜ起こるのでしょうか。
それは夫婦の関係性が成熟していないからだと考えられています。結婚に限らず恋愛でもそうですが、相手をまだあまり知らないうちにイメージで過度の期待をしてしまうことがあります。優しくて協力的で、スマートで。。そういうイメージをもったまま結婚し、さらには本当に大変な育児へ突入すると多くのカップルで何らかの問題を抱えることになります。これだけ大変なのに旦那は何の協力もしてくれないし、さらには理解もされずに家事が疎かになっただとか、俺は一日中家族の為に働いているんだ!といった文句を言われたり。。現実とのギャップがとても大きくなる訳です。
大事なのは良い意味で、過度な期待はし過ぎないこと、です。何も相手に対して諦めるということではありません。相手の立場を互いに思いやることが大切なのです。

□離婚回避の心得 ー 女性の場合

女性の場合、夫のだらしなさや、理解のなさ、非協力的な生活スタイル、高圧的な態度などなど、結婚直後から多くの方が不満を持たれると思います。ですがよく考えてみてください。現在の生活があるのは夫が働いてくれて、収入があるからにほかなりません。仮に離婚を選択し、一人で生活していくとなるとどうでしょうか。結婚生活において専業主婦を選択した方であれば、その後の再就職の難しさがよくわかるのではないかと思います。収入もどの程度確保出来るかは分かりません。そういったことを考えれば夫のダメなところばかりに目を向けず、夫の立場を理解し、優しい言葉のひとつでも掛けてあげましょう。男性にとって職場は戦場であるとも言います。帰る我が家まで戦場であっては休まる場所がありません。嫌な部分はお互い様と思って、協調していくことがポイントです。

□離婚回避の心得 ー 男性の場合

男性の場合、仕事の忙しさを理由に、付き合いを理由に、家庭よりも外を優先することが多いと思います。その結果妻の気持ちが離れてしまうわけです。そうならない為にも、以下のサインを注意したいところです。

(1)口うるさいほど話しかけていた妻が口をきかなくなった
→日常のことや子供のこと、うるさいくらいに話しかけていた妻が急に話しかけなくなったら要注意です。

(2)おかずの数が減った
→夫の健康に関心が無くなった証拠です。冷凍食品やスーパーのお惣菜が増えたときも同様です。

(3)無駄な出費をしなくなった
→離婚へ向けて貯蓄を始めた可能性もあります。

こういう風にならないためにも以下のポイントを押さえましょう!

(1)感謝とねぎらいを言葉と態度で示す
→家事や育児を手伝うのが一番ですが、手伝えなくてもねぎらいの言葉をかけてあげましょう。
言葉だけだと「口ばっかり」となってしまうのでたまには外食に誘うなど、態度で示すことも大切です。

(2)ポイントは外さずに
→妻の誕生日、結婚記念日、クリスマスは外さないようにしましょう。
毎日ねぎらいはできないけど、この3イベントだけは感謝していると必ず表明しましょう

□離婚回避の心得 ー どうしても回避できない場合

それでもどうしても離婚しか考えられない、となった場合、もしまだ子どもがいないようであれば離婚をするのも1つの選択肢です。
子どもがいると離婚は簡単なことではなくなりますし、離婚を考えてギリギリの二人が子どもをもつことの方が危険という見方もあります。
冷静によく考え、別の道を進むのも1つです。

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離婚届の用紙

離婚届(離婚届書)市町村役場にある「離婚届」の届出用紙をもらって記入・押印し、本籍地、または住所地の市町村役場に提出すれば終了です。とはいえ、何度も書くものではありませんし、そもそもどこでもらったら良いのか、どうやって提出するものなのか、事前にある程度の知識を押さえておく必要があります。

離婚届の中身

離婚届は以下のような用紙です。

離婚届

□離婚届はどこでもらえるの?

離婚届は市区町村市役所でもらうことが出来ます。この役所は本籍のあるところや、住民票のあるところでなくても、どこの役所でももらうことが出来ます。戸籍を扱う窓口にて受け取ります。また、市区町村によっては離婚届をダウンロードできるHPもありますのでわざわざ役所に行かなくても手にすることが出来ます。ですがA3で印刷しなければならないことが多く、家庭用のプリンターですと対応していないことが多いので注意が必要です。
 

□離婚届の書き方

■ 氏名

離婚をする前(旧姓ではありません)の夫と妻の生年月日と氏名、よみかたを記入します。生年月日の記入欄では、西暦やT(大正)、S(昭和)といったアルファベットで記入はしない!次のように正しく記入しましょう。

   例】昭和○○年○月○日

■ 住所

現在、住民登録をしている住所を、省略せずに県名から正確に記入します。(方書きがある場合には、その部屋番号まで正しく記載します)別居などしていても住民登録を変えていなければ、夫婦同じ場所を書きましょう。ただし、離婚届と同時に、転入・転居届をする場合には、その転入(転居)後の新しい住所を記入します。

■ 本籍

離婚前の夫婦の本籍を、省略せずにしっかりと記入します。筆頭者欄がありますが、筆頭者とは戸籍の始めに記載される方です。通常、夫の氏を選ぶと、夫が筆頭者、妻が配偶者となっているはずですが、誤りがないよう確認しておきましょう。

■ 父母の氏名

父母の氏名を記入します。既に両親が亡くなっている場合も空欄にせず、必ず記入して下さい。なお、父母が婚姻中であれば、母の氏は省略し下の名前だけを記入しても構いません。

   例】 山田太郎
        花子

続き柄の欄については、戸籍謄本に記載されてる通り、正確な続柄を記入しましょう。 

   例】長男・二男・三男・長女・二女・三女

■ 離婚の種類

協議離婚であるのか、それとも調停離婚であるのか、あるいは裁判離婚であるのかをチェックする欄です。裁判離婚であれば、裁判所から交付される判決書等に確定日付が書かれているので、その日付を記入します。

■ 離婚前の氏にもどる者の本籍

「婚姻前の氏にもどる者」は、元の戸籍に戻るか、本人だけで新たに戸籍を作るかを選ぶ事ができます。夫が筆頭者であれば、「婚姻前の氏にもどる者」とは、妻を指すことになります。離婚後も、結婚時の名前を使い続けたい場合には、一定期間内(3ヶ月以内)に「離婚の際に称していた氏を称する届」を役所に届出なければなりません。

■ 未成年の子の氏名

離婚時に未成年の子がいる場合は、夫婦のどちらかが親権者とならなければ離婚は出来ませんので、子の親権者をどちらにするか記入します。

【注意!】子の親権者を決めるだけで、子の戸籍は変わりません。

■ 同居の期間

夫婦が同居していた期間を記入します。正確な日時までは求められていませんが、出きるだけ思い出して○○年○○月~○○年○○月までを記入します。

■ 別居する前の住所

現在、別居中であれば、夫婦が別居する前の、同居していた時の住所を正確に記入します。別居していないのであれば、この欄は空欄で構いません。

■ 別居する前の世帯のおもな仕事と夫婦の職業

用紙に記載されている世帯に当てはまる項目にチェックを入れます。一般的なサラリーマンであれば、3か4に該当するはずです。(ちなみに公務員は「4」)「夫の職業・妻の職業」欄は、国勢調査の年だけ記入します。

■ その他

特に記入する必要がなければ空欄で構いません。

■ 届出人の署名・押印

協議離婚の場合は、夫と妻、本人が必ず署名押印しなければなりません。ちなみに印鑑は、実印と三文判、どちらでも構いません。なお、裁判離婚の場合は、離婚に応じなかった相手の署名押印欄は空欄で構いません。

■ 証人

協議離婚の場合は、20歳以上の証人2名による署名・押印が必要となります。証人は夫側から1人、妻側から1人といったような決まりは全くありませんので、20歳以上の方であれば、誰でもなれます。もちろん、印鑑についても、実印と三文判、どちらでも構いません。

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離婚の流れ

離婚は結婚と違い大変な気苦労と労力がかかります。ただでさえ手続きが煩雑なのにも関わらず、離婚したいほど嫌ってしまった相手との話し合いを進めなければなりません。またそんな相手との金銭の問題を話し合わなければならなかったりするので、非常に大変な作業になってしまいます。
そんな中でも少しでも有利に離婚出来るように、あらかじめ準備だけはしっかりしておきたいところです。

□離婚準備って何?

離婚して早く一人の生活を取り戻したい、という方は大勢いらっしゃると思います。ですが、一人で生活をするとなると現実的に考えなければならない様々な問題に直面します。離婚してから困った、、、となってしまっては後の祭り。少なくとも以下の4ポイントは押さえておきたいところです。

  • 浮気等の離婚理由がある場合は、相手の浮気の証拠を押さえておく必要がある
  • 弁護士費用・引越し費用・別居した場合の生活費用を把握し、確保する必要がある
  • 現金・不動産・保険・貴金属・年金・車など、夫婦の共有財産をあらかじめ把握しておく
  • 慰謝料・財産分与・養育費・年金分割など相手に請求できる金額をシミュレーションしておく

このようになります。

離婚の理由に相手側の不倫が絡んでいる場合は、しっかりとした証拠を押さえておく必要があります。もし仮に離婚裁判にでも発展した際、相手側の不倫を立証しなければなりません。洋服に口紅が付いていたとか、女性と歩いているところを見た、なんてレベルではとても証拠とはならず、立証は出来ません。また、離婚を公にする前にしっかりと証拠をとっておかないと、離婚を警戒して証拠を隠したり、バレないように巧妙に不倫を続けるなどやっかいなことになりかねません。
ですので、まずはしっかりとした証拠を掴むことから始めましょう! → 大手探偵社の浮気調査

次に考えなければならないのはお金の工面です。弁護士さんにお願いするならその費用、一般に離婚に関して依頼をすると着手金として30~50万、成功報酬として同額の報酬を求められます。法テラスなどのローンを組める仕組みもあるので、合わせて検討すると良いでしょう。また別居後はどこで暮らすのか、場合によっては家を出る場合もあり引越し費用も掛かってきます。そうなると大きな額の準備が必要となります。

一般的に離婚準備は1年前後と言われており、それだけ時間を要する理由もお分かり頂けたかと思います。

□離婚に絡んで予め考えておきたいこと

また、離婚に絡んで予め考えておきたいこともいくつかあります。

  • 苗字をどうするか
  • 親権をどうするか、または面接交渉をどうするか
  • 財産分与、慰謝料をどうするか
  • 養育費をどうするか
  • 母子家庭の場合、生活をどう維持していくか(公的援助など)

子供がいる場合は、特に子供の利益となるように考えていかなければなりません。
時には専門家のアドバイスをあおぎながら、慌てずにしっかりと考えてください。

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調停離婚の流れ

協議離婚を経て合意に至らなかった場合に次のステップとなるのが離婚調停です。
原則として、離婚裁判を行なう前に離婚調停を行なう必要があります。
家庭裁判所に申し立てを行い、調停委員と呼ばれる第三者(国家公務員)に入ってもらう形で協議を進めます。申し立ての際に、円満を求めての調停か、離婚を求めての調停なのかを書面で示す必要があります。
調停と言っても、あくまでも当事者間の話し合いを第三者を介して行なうに過ぎません。ですので、弁護士に依頼して代理人になってもらう必要はなく、自分自身で対処することも出来ます。ただし、慰謝料、財産分与、養育費といった金銭面の問題、親権や面会交渉等、法律に詳しい人がそばにいて交渉に臨んだほうが好ましいことは間違いありません。

□離婚調停の流れ

協議不成立

家庭裁判所に「申立書」提出

調停申し立て受理

夫婦両方に呼出状

調停

調停成立

調停調書を作成

調停調書謄本、離婚届を提出

離婚成立

調停が無事に成立すると合意内容が調停調書に記載され、謄本として書面化したのち、離婚届の提出となります。
調停の申し立ての際、離婚調停か、円満調停かを選択します。ここで調停の目的が離婚なのか、復縁したいのかが大きく分かれます。
調停ではそれぞれが別室で待機し、順番に調停委員と話をします。場合によっては親類や友人などを証人(参考人)として呼んで話を聞くこともあります。基本的には交互に当事者からの話を聞き、調停委員が双方と個別に話をしながら進めていきます。ここでのやり取りはあくまでも当事者同士の話し合いによる解決を図るためのものなので、法律による議論は行われません。
複数回の調停が行われ、だいたい月に1回開催され、半年~1年くらいで終了します。

□離婚調停の成立と不成立

調停が成立した場合、申立人は成立後10日以内に市区町村役場に離婚の届出をしなければなりません。届出には,調停調書謄本のほか,戸籍謄本などの提出を求められることがあります。また,年金分割の割合を決めた場合には,年金事務所等において,年金分割の請求手続を行う必要があります。調停がまとまらなかった場合や、正当な理由もなく相手が出頭しない場合(出頭勧告や制裁(5万円以下の罰金)が行われます)は調停取下げや調停不成立となってしまいます。不成立した場合は協議を続けるか、離婚の裁判訴訟をおこすことになります。離婚調停はあくまでも当事者の話し合いによる解決をはかるものですが、離婚裁判は法的な判断に委ねることになります。

離婚が二人の協議だけで進められるならばそれが一番スムーズです。
ですが、直接のやり取りでは感情的になってしまったり、揚げ足取りで協議が進まないケースも多くあります。こういった場合は、調停委員に入ってもらって解決をはかるのも非常に有効な手段であると言えます。

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離婚と親権

離婚した夫婦に子どもがいる場合、どちらが親権を持つかを決める必要があります。
親権についてはwikipediaに以下の記載があります。

親権(しんけん)とは、成年に達しない子を監護、教育し、その財産を管理するため、その父母に与えられた身分上および財産上の権利・義務の総称をいう。
未成年の子に対し親権を行う者を親権者という。また、用法として、親権を監護権(子供と一緒に暮らし生活全般の面倒をみる権利)と法定代理人たる地位にあって財産管理や法律行為などを行う権利とに分け、後者を「親権」と呼ぶ場合も多い。この場合に子供は、親権者ではなく監護権者と一緒に暮らす。

厳密には親権の中に監護権というものも含まれ、親権と監護権を分けるケースもあります。一般的には全てまとめて親権として扱われています。

□親権の考え方

親権は婚姻中は両親双方に存在します。未婚の場合は出産をした母親が持つことになります。残念ながら離婚を選択することになれば、親権はどちらか一方の親しかもつことは出来ません。過去、千葉景子法相(2010年当時)が離婚後の共同親権について発言されたことがありますが、これは片親だけでなく、離婚後も双方に親権を持たせるもので、欧米では広く取り入れられています。子供の連れ去り問題など、子供にとって不利益になるトラブルから子供を守る目的があります。
さて、親権を考えるうえで最も大切なことは、子供の利益です。親同士の戦いで私が、私が、とやっていても、実際に子供にとっての幸せにつながらなければ意味がありません。司法における考え方も子供の利益を考えて判断されます。絶対に自分といた方が幸せになれると思うのであれば、自信を持って主張してください。

□親権と面接交渉権

親権を持たない親が、子供との会うことの出来る権利を面接交渉権と呼びます。これは必ずしも認められるものではなく、子供の利益と福祉を考えて判断される、と言われています。子供にとって会うことが不利益に繋がるようであれば会うことは出来ません。例えば会うことで虐待されてしまうとか、再婚をして既に新しい家庭がある中で子供が困惑してしまったなど、精神的に負担を掛けてしまう場合などは認められません。また、養育費の支払いが止まった場合も断る正当な理由と判断され、面会を拒否されてしまいます。
このように必ずしも会うことを保証されているわけではありません。中には養育費をしっかり払っているにも関わらず一切の面会が認められないケースもあるようですし、親権を持たない親にとっては大変辛い状況といえます。

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離婚と財産分与

結婚した二人の財産を、離婚にともなって清算することを財産分与と呼びます。慰謝料などと異なり、どちらに非があるかに関係なく、請求する権利があります。

民法768条
協議上の離婚をした者の一方は、相手方に対して財産の分与を請求することができる。
2 前項の規定による財産の分与について、当事者間に協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、当事者は、家庭裁判所に対して協議に代わる処分を請求することができる。但し、離婚の時から二年を経過したときは、この限りでない。
3 前項の場合には、家庭裁判所は、当事者双方がその協力によつて得た財産の額その他一切の事情を考慮して、分与をさせるべきかどうか並びに分与の額及び方法を定める。

民法762条
夫婦の一方が婚姻前から有する財産及び婚姻中自己の名で得た財産は、その特有財産とする。
2 夫婦のいずれに属するか明かでない財産は、その共有に属するものと推定する。

□財産分与の対象

・結婚前から各自が所有していたもの
・結婚中に一方が相続したり贈与をうけたもの
・結婚の際に実家からもってきたもの

以上のものは財産分与の対象とはなりません。ただし、財産の清算という意味合いだけでなく、生活の維持の為、いわゆる扶養の意味合いもあることから、個々のケースに応じて対象とすることも可能です。基本的には婚姻中に夫婦の協力によって得た財産が対象になると考えてください。

□財産分与の考え方

一般に慰謝料などと合わせて離婚のお金の清算と考えがちですが、慰謝料とは性質が異なるため分けて考えます。
預貯金やローンで買った家やマンション、車や家具など、婚姻中に得た財産全てが対象となります。一概にプラスの財産だけではなく、住宅ローンなどの負債も対象となります。基本的には夫婦間の取り決めで割合を決めれば良いのですが、例えばこれまで仕事をしてこなかった妻が急に一人で生活をさせられるというのは難しい話です。そういった意味での扶養的意味合いも持たされています。

また、住宅ローンが残っている場合の財産分与はとても難しい問題となります。売却してローン返済をし、残額を分与するのもひとつの手でありますが、売却の金額がローン残額に満たないため、住宅を売却できなかったり、住宅ローンを連帯債務として組んでいらっしゃる夫婦も多く、離婚して家を出たにもかかわらず、連帯債務者となっている方も多いようです。連帯債務をはずしてもらうには、ローンを組んでいる金融機関との話し合いになります。

こういったように、離婚の中で法的な知識も必要な難しい部分も多数ありますので、可能なら専門家のアドバイスを求めるとよいでしょう。

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